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一向に上達しないデジカメを携え今日もいくいくナチョパパ日記


by nachopapa
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きっかけ…7(最終回)                         

きっかけ…7(最終回)                         _d0066031_2317973.jpg待つことも楽しい…オープンカフェの一時



※ご訪問、リコメントが遅れていますm(_ _)mペコリ







こんばんわナチョパパです。


昨日の突然の大雨…とはうって変わり、今日は春らしい陽気の
東京でした。
そして東京は17:22でも(たまたま見た時刻がそうだっただけ
なんですが)まだ十分な明るさがあって…「あ~春なんだなぁ」って
改めて思ってしまいました。



全然話が違うのですが…現在御訪問が滞っています(T-T)泣

特にエキサイト以外のブログをお持ちの皆様…Y&Aさんやraouさんの
ブログにはお伺いして内容は拝見しているのですが…書き込む時間を
上手く作れなくて、御免なさい。


頂いているコメントにリコメントをお付けるのが一杯一杯になって
しまって…自分のタイピングの遅さにイライラしています。


もしかしたらリコメントをお読みになっていない方もいらっしゃるかも
知れませんが…宜しかったらお読み頂けると幸いでございます。


☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆

閑話休題

☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆


読みました…「さらば国分寺書店のおばば」(o^v^o)V


読後感想なんですが…やっぱり読んで良かったです。
と言うのも、記憶が間違っていたということは無かったのですが、
人権とか名誉毀損とか…個人情報とか、色々な問題が今よりもずっと
緩く感じる内容でした。


と言うのも、ご本人も同じ様な事を感じたようで、文庫本化に際して
著者、椎名誠氏自身が自ら「あとがき」を寄せているのですが、そこにも
「実名で書いちゃって御免なさい」的な文章があるくらいですから(苦笑)


いきなり内容が今は無き「国鉄に物申す」みたいな話で進んで行きます。


そして「昭和軽薄体」なる文体の名付け親が、椎名誠自身だった事が
分かったのも大収穫でした。


その文学的要素がどうだとか、世の中への提言とか、真理の追究とか
そいう事は無いかも知れませんが(苦笑)、本嫌いだったの僕には…やはり
この「さらば国分寺書店のおばば」無しでは、今の本好きの姿は
なかったなあ~と思ってしまいました。


内容はこれも書く訳には行かないのかも知れませんので…是非是非皆様
お読み下さい。正確な表記では「さらば国分寺書店のオババ」新潮文庫
514円ですぅ。


今ではもうJRになってしまった国鉄ですが、確かに当時は顧客満足度の
低い会社であったことは間違いありません。


是非是非お読みくださいませm(_ _)mペコリ



この後、椎名誠氏の本はほぼ全て読んだと思います。
ただmahalo5656さんもおしゃっているのですが、小説よりもエッセイ
(スーパーエッセイ)がやはり面白いと思います。


だだ完全な私小説になっている「哀愁の街に霧は降るのだ」は…本当に
名著だと思います。「さらば国分寺書店のオババ」がダメな人でも、
この「哀愁の…」は面白く読めると思います。
うーん…沢木耕太郎の「深夜特急」が好きな人は…嵌ります…きっと。


これが全然似ていないはずなのに、何かこう共通するものがあります。
ただし沢木耕太郎氏の作品の軸が「文学」の方に振れているのに対して
椎名誠氏の方はエッセイの方に軸があります。


※多分、沢木耕太郎氏の「深夜特急」と椎名誠氏「哀愁の町に霧は降るのだ」
を同じテーブルで語った人は僕だけかも知れませんσ(^◇^;)エヘヘ





と言うわけで、私のたった二つしかない趣味の「読書」の始まりは
椎名誠氏のこの本だったのです(゚-^*)ウン


何だか「星の王子様」とか「罪と罰」とか「異邦人」とか、「坊ちゃん」
とか「雪国」とか「老人と海」とか「羅生門」とか…そういう由緒正しい
「本好きの登竜門」じゃない、崇高な感じじゃない所がナチョパパチック
かなあ~と思ったのでありました。






どーでも良い話でしょうけどぉ…σ(^◇^;)エヘヘ


「きっかけ…」はこれで終わりです。


最後にカメラというきっかけをくれたy0kihiさん
本を読むきっかけをくれた椎名誠氏

有り難うございましたm(_ _)mペコリ




追記:久々に椎名氏の初期の本を読んでしまったので、何だかそういう
文章で書きたくなって来ます…f^_^;)アセ







書けないけどぉ。


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by nachopapa | 2007-04-12 23:20 | 東京の断片