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一向に上達しないデジカメを携え今日もいくいくナチョパパ日記


by nachopapa
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間に合った・・・今日中にアップできた・・・汗

間に合った・・・今日中にアップできた・・・汗_d0066031_23112955.jpg


もうかなり時間が経ってしまいましたが(苦笑))題して!!
「最期はナチョパパほのぼのフォト日記は、こうしてグアム旅行を振り返ったのであった編」です。

★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★★★☆★

今回グアムに行こうと思ったのは、実はそんなに「前からの計画」ではなく・・・せいぜい一ヶ月か、
多く見積もっても二ヶ月くらい前からでした。

普段、完全「共働き」のナチョパパ一家は、月曜日から金曜日まで、朝9:00~夜19:00までナチョを
幼稚園とプライベート・ルーム(保育所)に預けいています。
これはナチョパパ&ナチョママの仕事が忙しいと言うことだけでは無いのです。

選択肢として「仕事を止める」ということが大変難しい状態なのです。
その仕事が言わば「家業」だからということなのです。「家業」という事は、一家でやっている
八百屋さんとか魚屋さんを想像していただけると分り易いと思うのですが。
…家族総出で仕事をしないといけないという状態なのです。

家内(ナチョママ)はナチョが生まれた当時、仕事を再開せねばならず(産休に入っていたんので)
生まれたばかりのナチョをプライベート・ルームに預けるのを「育児放棄ではないか?」と悩んだりも
したのです。

その状態が今まで続いている為、圧倒的に『ナチョと向き合う時間が必要なのだ』と心から思って
いたのですね。

それは勿論、“グアム”で無ければならない訳でもなんでもなく、4歳児がまず問題なく移動が出来て
尚且つ“海”がある所と言うのがアイディアとしてあったのです。



実際にこの旅行の為に具体的なアクションを起したのはナチョママで、彼女自身も多忙な毎日を
送っているのにも関わらず、その行動の素早い事! 素早い事!^^

まずは仕事の段取り(夫婦揃って同じ職場なのですが、担当が全く違う為)と、会社を休む事によって
極端な不利益を受ける部署が出ないようにということでした。
僕ら夫婦にとっては【ナチョの為】というのは、最も優先すべき事項なのですが、それはあくまで
プライベートな価値ですから(苦笑)、 締め切りがあるものは切り上げて提出! 商談は休みを
見越して早めにセッティングして・・・そのような全ての条件を(一応)納得できる形にして
旅立つ事となったのです。

                    ★
間に合った・・・今日中にアップできた・・・汗_d0066031_2312767.jpg

さて、旅行が終わって、この数日間の旅行で感じた事、見た物、起こった事・・・その全てを このブログ
に書いてたつもりでした。
《「ナチョと遊んでやる」という事ではなく、『自分が楽しむ事』が結果としてナチョが楽しむ事
なんだと分った》とも書きました。

でも・・・この旅行で本当に分った事は、それだけではありませんでした。

ちょっと話が分り辛いかも知れませんが、全部書いたつもりで、何一つ本当の事・・・うーん・・・何て言うか
『言いたかった事』が書けてない気がしたのです。



このブログを書くに当たり「グアム」だの「エグゼクティブクラス」だのと書いて来て…
フッと“それは殆んど重要な事なんかじゃない”と思ったのです。

世の中は、決して家族が揃って旅行に行ける人達ばかりではないはずです。
本当に色々と大変な毎日を送っていて旅行に行く事はもとより、子供と充分に接する時間さえ持てない
状況にある人だって多いと思います。

(今回の一話完結の話の肝はここなんだと思うのですが…)つまり僕で言うと、Mサイズの僕には、
Lサイズでは大き過ぎるし、Sサイズでは小さ過ぎるのですね。
幸せのサイズも同じで、今の僕達に出来る『精一杯のこと』…幸せのサイズ、お金のサイズ、
家族のサイズも同じなのでは無いか? と思ったのです。


自分にピッタリサイズの幸せのあり方を見つけるのが、本当に心地の良い事なのだと思うのです。

この『ピッタリ感』はLサイズはLサイズなりに、MサイズはMサイズなりに、SサイズはSサイズなりに
同じはずなんです。だってLサイズの人はLサイズを着れば着心地が良い訳ですし、Sサイズの人は
Sサイズを着れば着心地が良い訳ですから(笑)

                     ☆
 僕はナチョに自分の幸福感を、お金とか生活レベルで語るような人には、成って欲しくありません。
強いて言えば、グアムであっても、ハワイであっても、近くの公園であっても、家の中であっても、
その時々をきちんと楽しむ事の出来る大人になって欲しいと思うのです。

それは僕が自分の子供時代に、普段は殆んど話をする機会もなかった父が、時々してくれた
キャッチボールが、僕のとても(根幹を成すような)幸福の記憶になっているからです。
まだ会社も安定していない小さな会社の経営者であった若き父は、本当に毎日身を切るような思いで
高度成長期の社会に付いて行こうと、必至だった事もあり・・・ほとんど『子供と遊ぶ』なんと言うこと
の無い人でした。

これは僕の家だけではなく、当時の多くのお父さん達は「モーレツ」という言葉で表すような時代に
『家族の為』、『社員の為』、『会社の為』・・・脇目も振らず働き詰めだったのです。
精神的にも一杯一杯だった父が、時々してくれたキャッチボール・・・僕は今でも、その時の父の投げる
ボールの重みを、本当にリアルに思い出せるのです。

あの日のキャッチボールは、たとえあの時グアム旅行に行けたとしても、僕は父とのキャッチボールを
選んだ気がするのです。
つまり僕は海外旅行と父とのキャッチボールが、等価値なんです。

僕にはこの思い出がある様に、ナチョにはこのグアムが、その思い出になれば良いなと思います。




                      ★★
僕は今回この旅行をブログの上で振り返るチャンスを貰って、字(文字)に落とし込むことによって
何だか色んな事に気付く事が出来たました。

これも全てナチョパパ ほのぼのフォト日記を温かく見守って下さった皆様のお陰だと心より
感謝申し上げます。

これからも不勉強な私ではありますが、どうか皆様のご支援、ご指導下さいます様、心よりお願い
申し上げます。
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by nachopapa | 2005-08-17 23:13 | 今日という日